Chatwork のオープンソース代替

Chatwork の代わりに自前で動かせるオープンソースソフトは4件あります。

Chatworkの代替は、社内のチャットを自社のサーバーで運用したい、メッセージの保存や監査のルールを自分たちで決めたい、という場合の選択肢です。ここで紹介するツールは、どれも画面の日本語翻訳があります。

候補ツールの比較表
ツール主な代替対象スターライセンスDocker対応健全度セキュリティ
Rocket.ChatSlack4.6万MIT対応19,272Security8.7
MattermostSlack3.9万Apache-2.0対応15,068Security7.3
ZulipSlack2.6万Apache-2.0対応12,417Security6.7
ElementSlack1.4万AGPL-3.0対応5,485Security要確認
乗り換えの判断について
乗り換えを検討するときは、機能の一致度より「移行コスト」と「運用コスト」で見るほうが失敗しにくいです。下の表でライセンスとDocker対応を確認してください。

用途別の候補

編集部が機能と性格から整理した目安です。上の比較表の並び(健全度順)とは別の観点です。

  • Mattermost:社内のチャットを、操作に迷わない画面で自前に移したい
  • Rocket.Chat:社外の人を招くチャットや、顧客とのやりとりも1つにまとめたい
  • Zulip:話題ごとに会話を分けて、あとから読み返しやすくしたい
  • Element:別の組織のサーバーとも、つないでやりとりしたい

選び方

  • 操作の分かりやすさ:MattermostとRocket.Chatは、チャンネルとダイレクトメッセージを中心にした、一般的なビジネスチャットの作りです。Chatworkの「グループチャット」に近い感覚で使えます。
  • 会話の整理の仕方:Zulipは、チャンネルの中をさらに「話題」で分けます。会話が流れて埋もれにくい一方、慣れるまで少し時間がかかります。
  • 社外とのやりとり:Elementが使っているMatrixという仕組みは、別の組織が運用するサーバーともつながります。取引先も同じ仕組みを使っていれば、組織をまたいだやりとりができます。
  • ライセンス:MattermostとZulipはApache-2.0、Rocket.ChatはMIT、ElementはAGPL-3.0です。

Chatworkのままのほうがよい場合

  • 取引先とのやりとりが中心:Chatworkは、社外の人と「コンタクト」としてつながって使う場面が多いサービスです。自社だけ別のチャットに移ると、取引先とは別の手段で連絡することになります。
  • タスク機能を日常的に使っている:メッセージからそのままタスクを作る使い方をしているなら、移行先で同じ流れを作れるかを確かめてください。
  • 運用を担当する人がいない:チャットが止まると、社内の連絡全体が止まります。障害時に対応できる体制がないうちは、SaaSのまま使うほうが安全です。

移行するときの注意

  • 過去のメッセージや添付ファイルをどこまで移すかを、先に決めましょう。すべてを移すより、移行後は新しいツールで始め、過去の記録は書き出して保管する方法が現実的です。
  • 社内の全員がスマートフォンのアプリで使えるか、通知が届くかを、少人数で試してから全体に広げましょう。

最終更新:2026/10/01。機能・ライセンス・提供条件は変わることがあるため、導入前に各ツールの公式情報をご確認ください。

Chatworkの代替についてよくある質問

回答は掲載データ(GitHubの公開情報)から自動でまとめています。

Chatworkの代わりになるオープンソースはいくつありますか?
当サイトでは4件を掲載しています。GitHubでの活発さ(健全度)の高い順に、Rocket.Chat、Mattermost、Zulip、Elementです。
日本語で使えるものはありますか?
画面の日本語翻訳を確認できたのはRocket.Chat、Mattermost、Zulip、Element(4件)です。
Dockerで動かせるものはありますか?
リポジトリでDockerでの導入方法を確認できたのは、Rocket.Chat、Mattermost、Zulip、Element(4件)です。
ライセンスに違いはありますか?
許容型(MIT・Apache-2.0)が3件、ネットワーク型コピーレフト(AGPL-3.0)が1件です。社内で使うだけなら多くの場合は問題になりませんが、改変して外部に提供する場合などは、各ライセンスの条件を確認してください。
開発は続いていますか?
直近90日以内に更新されているのは4件中4件です。更新が続いているかは、セキュリティの修正を受けられるかに直結します。
無料で使えますか?
ソースコードは公開されていて、自分のサーバーで動かせます。ただし、サーバー代と、アップデートやバックアップなどの運用の手間がかかります。また、一部の機能を有料版だけで提供しているツールもあるため、必要な機能が無料で使えるかは公式サイトで確認してください。

2つずつ比べる

この候補の詳細

  • Rocket.Chat
    ミッションクリティカルな用途向けの安全なチャット基盤。オンプレミス運用に対応し、Slack代替として組織内の会話を一元化できる。
  • Mattermost
    開発チーム向けのセキュアなコラボレーション基盤。Slackライクなチャットを自前のサーバーで運用でき、監査・コンプライアンス要件にも対応。
  • Zulip
    話題ごとにスレッドが分かれるチャット。会話が流れず、非同期の議論に向く。
  • Element
    Matrixプロトコルのチャットクライアント。自前サーバ同士を連携できる。

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