ChatGPT のオープンソース代替

ChatGPT の代わりに自前で動かせるオープンソースソフトは6件あります。

ChatGPTの代替を自前で動かす目的は、入力した内容を外部のサービスに送らないことです。ただし、自分のサーバーで動かせるAIモデルと、ChatGPTで使われている最新のモデルとでは、性能に差があることが多い点は理解しておきましょう。

候補ツールの比較表
ツール主な代替対象スターライセンスDocker対応健全度セキュリティ
OllamaChatGPT18.2万MIT対応55,182Security窓口あり
Open WebUIChatGPT15.4万Open WebUI License対応50,347Security要確認
LobeChatChatGPT8.3万LobeHub Community License対応28,965Security要確認
GPT4AllChatGPT7.7万MIT未確認23,674Security窓口なし
LibreChatChatGPT4.5万MIT対応16,234Security要確認
JanChatGPT4.5万Apache-2.0未確認12,881Security窓口なし
乗り換えの判断について
乗り換えを検討するときは、機能の一致度より「移行コスト」と「運用コスト」で見るほうが失敗しにくいです。下の表でライセンスとDocker対応を確認してください。

用途別の候補

編集部が機能と性格から整理した目安です。上の比較表の並び(健全度順)とは別の観点です。

  • Ollama:AIモデルを自分のサーバーやPCで動かす土台がほしい
  • Open WebUI:社内向けに、ChatGPTのようなチャット画面と権限管理を用意したい
  • LibreChat:複数のAIモデルやAPIを、1つの画面で切り替えて使いたい
  • Jan:サーバーを用意せず、PC単体で通信なしに使いたい

選び方

  • 「モデルを動かす部分」と「画面」は別物:Ollamaはモデルを動かす土台で、Open WebUI・LibreChat・LobeChatはチャットの画面です。組み合わせて使うのが一般的です(例:Ollama+Open WebUI)。
  • PC単体で使う:Janはデスクトップアプリで、サーバーなしで動きます。
  • 必要な性能:大きなモデルほど回答の質は上がりますが、メモリとGPUを多く必要とします。まず小さなモデルで試し、業務に足りるかを確かめましょう。日本語の性能はモデルによって差が大きい点にも注意が必要です。
  • ライセンス:OllamaとLibreChatはMIT、JanはApache-2.0です。Open WebUIとLobeChatは独自のライセンスで、一般的なオープンソースライセンスではありません(サイトのデータ時点)。

移行するときの注意

  • ChatGPTの会話履歴は書き出せますが、別のツールにそのまま取り込めるとは限りません。
  • 「入力内容を外に出さない」ことが目的なら、外部のAIサービスのAPIにつなぐ設定になっていないかを確認してください。画面だけを自前で動かしても、裏で外部のAPIを使えばデータは外部に送られます。
  • 社内に公開する場合は、利用者の認証と、誰が何を入力したかの記録(ログ)の扱いを決めておきましょう。

ChatGPTのままのほうがよい場合

  • 文章の質や推論の性能を最優先したい:自分のサーバーで動かせるモデルは、最新の大規模なモデルに比べて性能が劣ることが多いです。用途によっては、その差が仕事の質に直結します。
  • 高性能なGPUを用意できない:大きなモデルを快適に動かすには、高性能なGPUを積んだサーバーが必要です。CPUだけでは応答が遅くなりがちです。
  • 入力する情報に制限がない:社外に送ってはいけない情報を扱わないなら、自前で動かす理由は小さくなります。法人向けのプランで、入力内容を学習に使わない設定ができるかも確認しましょう。

最終更新:2026/10/01。機能・ライセンス・提供条件は変わることがあるため、導入前に各ツールの公式情報をご確認ください。

ChatGPTの代替についてよくある質問

回答は掲載データ(GitHubの公開情報)から自動でまとめています。

ChatGPTの代わりになるオープンソースはいくつありますか?
当サイトでは6件を掲載しています。GitHubでの活発さ(健全度)の高い順に、Ollama、Open WebUI、LobeChat、GPT4Allなどです。
日本語で使えるものはありますか?
画面の日本語翻訳を確認できたのはOpen WebUI、LobeChat、LibreChat、Jan(4件)です。残りの2件は確認できていません(日本語に対応していないとは限りません)。
Dockerで動かせるものはありますか?
リポジトリでDockerでの導入方法を確認できたのは、Ollama、Open WebUI、LobeChat、LibreChat(4件)です。それ以外のツールも、別の方法で導入できる場合があります。
ライセンスに違いはありますか?
許容型(MIT・Apache-2.0)が4件、ソース公開型(Open WebUI License・LobeHub Community License)が2件です。Open WebUI、LobeChatは、ソースコードは公開されていますが一般的なオープンソースライセンスではなく、使い方に条件があります。社内で使うだけなら多くの場合は問題になりませんが、改変して外部に提供する場合などは、各ライセンスの条件を確認してください。
開発は続いていますか?
直近90日以内に更新されているのは6件中5件です。GPT4Allは、最後の更新から1年以上たっています。更新が続いているかは、セキュリティの修正を受けられるかに直結します。
無料で使えますか?
ソースコードは公開されていて、自分のサーバーで動かせます。ただし、サーバー代と、アップデートやバックアップなどの運用の手間がかかります。また、一部の機能を有料版だけで提供しているツールもあるため、必要な機能が無料で使えるかは公式サイトで確認してください。

2つずつ比べる

この候補の詳細

  • Ollama
    ローカルでモデルを動かす最も簡単な方法。コマンド1つで開始できる。
  • Open WebUI
    自前のLLMに接続するチャット画面。権限管理と文書の取り込みを備える。
  • LobeChat
    モデルを切り替えて使えるチャット。プラグインで機能を足せる。
  • GPT4All
    ChatGPTの代わりに、パソコンの中だけで動くAIチャットのアプリ。インターネットにつながずに使え、手元の文書を読ませて質問することもできる。
  • LibreChat
    複数のモデルを1つの画面で使う。会話の保存先を自分で選べる。
  • Jan
    端末内でモデルを動かすデスクトップアプリ。通信なしで使える。

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