Grafana と Prometheus の違い
どちらもDatadogの代わりになるオープンソースです。当サイトが公開データから取得したライセンス・更新状況・Docker対応・日本語対応・セキュリティの情報を並べて比べます。
主な違い
- ライセンスの性格が異なります。Grafanaはネットワーク型コピーレフト(AGPL-3.0)、Prometheusは許容型(Apache-2.0)です。
- GitHubのスター数は同じくらいです(Grafana:76,968、Prometheus:66,329)。
- 直近12か月のリリース(新しい版の公開)は、Grafanaが93回、Prometheusが37回です。リリースの区切り方はプロジェクトによって違うため、回数の多さだけで判断しないでください。
- どちらも、Dockerでの導入手順やファイルを確認できています。
- 画面の日本語翻訳ファイルを確認できたのはGrafanaです(Prometheusは未確認)。
- OpenSSF Scorecard(セキュリティ対策の機械採点)は、Grafanaが6.8、Prometheusが8.1です。
- 脆弱性の報告窓口(SECURITY.md)は、Prometheusにはあり、Grafanaには見つかりませんでした。
掲載データ(2026/10/02時点)から自動で作成した比較です。機能の細かな違いや提供条件は、各ツールの公式情報で確認してください。
GrafanaとPrometheus、どっちを選ぶ?
結論:どちらか一方を選ぶものではなく、組み合わせて使うのが一般的です。
- Prometheus:サーバーやアプリの数値(CPU、メモリ、応答時間など)を定期的に集めて保存し、条件を超えたら知らせる仕組みです。
- Grafana:Prometheusなどに集めたデータを、グラフやダッシュボードにして見せる仕組みです。
よくある構成:Prometheusで数値を集め、Grafanaでダッシュボードを作る。ログも扱うなら、ログを集めるLokiを足します。
サーバー1台の様子をすぐに詳しく見たいだけなら、Netdataのように、集める仕組みと画面が一体になったツールのほうが手軽です。詳しくはGrafanaとはを参照してください。
編集部のまとめ(最終更新:2026/10/01)。機能や提供条件は変わることがあるため、導入前に公式の情報をご確認ください。
項目ごとの比較
| 項目 | Grafana | Prometheus |
|---|---|---|
| 概要 | 監視・可視化のデファクトスタンダード。メトリクス・ログ・トレースを統合したダッシュボードを構築でき、Datadogの代替となる。 | メトリクス収集の事実上の標準。多数のソフトが対応している。 |
| ライセンス | AGPL-3.0(ネットワーク型コピーレフト) | Apache-2.0(許容型) |
| GitHubのスター | 76,968 | 66,329 |
| フォーク | 14,796 | 10,877 |
| コントリビュータ | 3,136 | 1,489 |
| 最終コミット | 2026/09/29 2日前 | 2026/09/30 昨日 |
| 直近12か月のリリース | 93回 | 37回 |
| Docker | 対応 | 対応 |
| 画面の日本語化 | 日本語の翻訳あり | 未確認 |
| 日本語ドキュメント | 未確認 | 未確認 |
| OpenSSF Scorecard | 6.8 / 10 | 8.1 / 10 |
| 脆弱性の報告窓口(SECURITY.md) | なし | あり |
| 依存関係の自動更新(Dependabot) | 未設定 | 未設定 |
| 公開されたセキュリティアドバイザリ | 28件 | 6件 |
「未確認」は、当サイトでまだ確認できていないという意味で、「無い」「非対応」という意味ではありません。
どちらを選ぶか迷ったら
- ライセンスの性格の違いは、ライセンスの分類の記事で解説しています。
- スターや更新状況の読み方は、GitHubの見方を参照してください。
- Datadogの代替をすべて見る