Nextcloud と ownCloud の違い
どちらもGoogle Driveの代わりになるオープンソースです。当サイトが公開データから取得したライセンス・更新状況・Docker対応・日本語対応・セキュリティの情報を並べて比べます。
主な違い
- ライセンスはどちらもネットワーク型コピーレフトです(Nextcloud:AGPL-3.0、ownCloud:AGPL-3.0)。
- GitHubのスター数はNextcloudが約4.2倍です(36,948と8,830)。スターは注目度の目安で、品質の差ではありません。
- 直近12か月のリリース(新しい版の公開)は、Nextcloudが113回、ownCloudが38回です。リリースの区切り方はプロジェクトによって違うため、回数の多さだけで判断しないでください。
- 画面の日本語翻訳ファイルを確認できたのはNextcloudです(ownCloudは未確認)。
- OpenSSF Scorecard(セキュリティ対策の機械採点)は、Nextcloudが5.6、ownCloudが8.0です。
掲載データ(2026/10/02時点)から自動で作成した比較です。機能の細かな違いや提供条件は、各ツールの公式情報で確認してください。
NextcloudとownCloud、どっちを選ぶ?
結論:ファイル共有に加えて、カレンダーやチャットなどの機能も足していきたいならNextcloud、ファイル共有に絞って使いたいならownCloudも候補です。
- Nextcloudを選ぶ場合:ファイルの同期と共有に加えて、カレンダー、連絡先、チャットとビデオ会議、ブラウザでの文書の共同編集など、多くのアプリを足して使いたい。追加できるアプリの数が豊富です。
- ownCloudを選ぶ場合:ファイルの共有を中心に、既存の認証の仕組みとつないで使いたい。なお、ownCloudの開発元は、新しい世代の製品(ownCloud Infinite Scale)にも力を入れています。当サイトで掲載しているのは、従来の版のリポジトリです。
成り立ち:NextcloudはownCloudの主要な開発者たちが独立して始めたプロジェクトで、もとは同じソフトです。
詳しくはNextcloudとはと、Google Driveの代替のページを参照してください。
編集部のまとめ(最終更新:2026/10/01)。機能や提供条件は変わることがあるため、導入前に公式の情報をご確認ください。
項目ごとの比較
| 項目 | Nextcloud | ownCloud |
|---|---|---|
| 概要 | Google Driveや Dropbox の代替となる自前のクラウドストレージ。ファイル共有・カレンダー・連絡先を統合し、データを完全に自社管理できる。 | オンプレ前提のファイル共有。既存の認証基盤と統合しやすい。 |
| ライセンス | AGPL-3.0(ネットワーク型コピーレフト) | AGPL-3.0(ネットワーク型コピーレフト) |
| GitHubのスター | 36,948 | 8,830 |
| フォーク | 5,252 | 2,058 |
| コントリビュータ | 1,452 | 694 |
| 最終コミット | 2026/09/29 2日前 | 2026/09/25 6日前 |
| 直近12か月のリリース | 113回 | 38回 |
| Docker | 未確認 | 未確認 |
| 画面の日本語化 | 日本語の翻訳あり | 未確認 |
| 日本語ドキュメント | 未確認 | 未確認 |
| OpenSSF Scorecard | 5.6 / 10 | 8.0 / 10 |
| 脆弱性の報告窓口(SECURITY.md) | あり | あり |
| 依存関係の自動更新(Dependabot) | 設定あり | 設定あり |
| 公開されたセキュリティアドバイザリ | 公開されているアドバイザリはありません | 公開されているアドバイザリはありません |
「未確認」は、当サイトでまだ確認できていないという意味で、「無い」「非対応」という意味ではありません。
どちらを選ぶか迷ったら
- ライセンスの性格の違いは、ライセンスの分類の記事で解説しています。
- スターや更新状況の読み方は、GitHubの見方を参照してください。
- Google Driveの代替をすべて見る