ERPNext と Odoo の違い
どちらもSalesforceの代わりになるオープンソースです。当サイトが公開データから取得したライセンス・更新状況・Docker対応・日本語対応・セキュリティの情報を並べて比べます。
主な違い
- ライセンスの性格が異なります。ERPNextはコピーレフト(GPL-3.0)、Odooは弱いコピーレフト(LGPL-3.0)です。
- GitHubのスター数は同じくらいです(ERPNext:39,717、Odoo:54,758)。
- 直近12か月のリリース(新しい版の公開)は、ERPNextが191回、Odooが0回です。リリースの区切り方はプロジェクトによって違うため、回数の多さだけで判断しないでください。
- Dockerでの導入手順やファイルを確認できたのはERPNextです(Odooは未確認)。
- 画面の日本語翻訳ファイルを確認できたのはOdooです(ERPNextは未確認)。
- OpenSSF Scorecard(セキュリティ対策の機械採点)は、ERPNextが5.3、Odooが4.5です。
掲載データ(2026/10/02時点)から自動で作成した比較です。機能の細かな違いや提供条件は、各ツールの公式情報で確認してください。
ERPNextとOdoo、どっちを選ぶ?
結論:無料の版の機能の多さを重視するならERPNext、アプリの豊富さと、導入を手伝う会社の見つけやすさを重視するならOdooです。
- ERPNextを選ぶ場合:すべての機能がオープンソース(GPL-3.0)で提供されていて、無料の版でも機能を制限されずに使いたい。
- Odooを選ぶ場合:必要な業務アプリを選んで足していきたい。利用者が世界中に多く、導入を手伝う会社も見つけやすいです。画面の日本語翻訳もあります。
Odooの注意点:無料のCommunity版と、機能を追加した有料のEnterprise版があり、一部の機能は有料版だけです。
共通の注意点:会計や税など、日本の制度に関わる部分は、そのままでは対応していないことがあります。導入前に、日本の業務に合わせた設定ができるかを確認しましょう。
編集部のまとめ(最終更新:2026/10/01)。機能や提供条件は変わることがあるため、導入前に公式の情報をご確認ください。
項目ごとの比較
| 項目 | ERPNext | Odoo |
|---|---|---|
| 概要 | 会計・在庫・製造・人事を統合したERP。日本語の翻訳も用意されている。 | CRM・会計・在庫・製造・人事を1つにまとめた業務基盤。使う機能だけ導入できる。 |
| ライセンス | GPL-3.0(コピーレフト) | LGPL-3.0(弱いコピーレフト) |
| GitHubのスター | 39,717 | 54,758 |
| フォーク | 12,997 | 33,898 |
| コントリビュータ | 942 | 4,300 |
| 最終コミット | 2026/10/01 今日 | 2026/10/01 昨日 |
| 直近12か月のリリース | 191回 | 0回 |
| Docker | 対応 | 未確認 |
| 画面の日本語化 | 未確認 | 日本語の翻訳あり |
| 日本語ドキュメント | 未確認 | 未確認 |
| OpenSSF Scorecard | 5.3 / 10 | 4.5 / 10 |
| 脆弱性の報告窓口(SECURITY.md) | あり | あり |
| 依存関係の自動更新(Dependabot) | 未設定 | 未設定 |
| 公開されたセキュリティアドバイザリ | 89件 | 公開されているアドバイザリはありません |
「未確認」は、当サイトでまだ確認できていないという意味で、「無い」「非対応」という意味ではありません。
どちらを選ぶか迷ったら
- ライセンスの性格の違いは、ライセンスの分類の記事で解説しています。
- スターや更新状況の読み方は、GitHubの見方を参照してください。
- Salesforceの代替をすべて見る