Shopify のオープンソース代替
Shopify の代わりに自前で動かせるオープンソースソフトは12件あります。
Shopifyの代替を自前で動かすと、販売手数料やアプリの月額から離れ、デザインや機能を自由に作り込めるようになります。その代わり、サーバーの運用とセキュリティ対策は自分の責任になります。候補は12件と多いので、まず「どんな店を、誰が作るか」で絞り込むのが近道です。
| ツール | 主な代替対象 | スター | ライセンス | Docker対応 | 健全度 | セキュリティ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Shopify | 3.7万 | MIT | 未確認 | 12,158 | Security5.3 | |
| Shopify | 1.2万 | OSL-3.0 | 未確認 | 9,622 | Security6.1 | |
| Shopify | 2.3万 | BSD-3-Clause | 対応 | 9,172 | Security要確認 | |
| Shopify | 1.1万 | GPL-2.0 | 未確認 | 9,153 | Security4.3 | |
| Shopify | 2.8万 | MIT | 対応 | 8,906 | Security4.4 | |
| Shopify | 1.6万 | BSD-3-Clause | 未確認 | 7,231 | Security5.8 | |
| Shopify | 9,226 | OSL-3.0(コアのみ) | 対応 | 5,613 | Security4.2 | |
| Shopify | 8,208 | GPL-3.0 | 対応 | 4,976 | Security3.4 | |
| Shopify | 8,549 | MIT | 対応 | 3,755 | Security5.8 | |
| Shopify | 8,499 | GPL-3.0 | 対応 | 3,055 | Security要確認 | |
| Shopify | 3,437 | MIT | 対応 | 1,916 | Security5.5 | |
| Shopify | 789 | GPL-2.0 | 対応 | 728 | Security6.6 |
乗り換えの判断について
乗り換えを検討するときは、機能の一致度より「移行コスト」と「運用コスト」で見るほうが失敗しにくいです。下の表でライセンスとDocker対応を確認してください。
乗り換えを検討するときは、機能の一致度より「移行コスト」と「運用コスト」で見るほうが失敗しにくいです。下の表でライセンスとDocker対応を確認してください。
用途別の候補
編集部が機能と性格から整理した目安です。上の比較表の並び(健全度順)とは別の観点です。
- EC-CUBE:日本の商習慣(配送・決済・帳票)に合わせた国内向けのECにしたい
- WooCommerce:すでにWordPressで作ったサイトに、ECの機能を足したい
- Medusa:開発チームがいて、フロント(見た目)を自由に作り込みたい
- Shopware:企業間取引(B2B)の機能を重視したい
選び方
- 国内向けの店か:EC-CUBEは日本の商習慣に合わせた機能を持つ国内向けの基盤です。海外製の多くは、日本の決済代行や配送業者との連携を拡張機能で補う必要があります。
- 既存のサイトとの関係:WordPressで運営しているならWooCommerceが自然な選択です。
- ヘッドレス型か:Medusa・Saleor・Vendureは、商品や注文の管理(裏側)と、お客さんが見る画面(表側)を分けて作る「ヘッドレス型」です。自由度は高い反面、表側を作る開発が必要になります。
- 規模:商品数や店舗数が多い大規模ECでは、Magento・Shopware・Syliusなどが候補になります。
- ライセンス:WooCommerceとEC-CUBEはGPL-2.0、OpenCartとVendureはGPL-3.0、Medusa・Bagisto・Sylius・ShopwareはMIT、SaleorとSpreeはBSD-3-Clause、MagentoとPrestaShop(コア)はOSL-3.0です。
移行するときの注意
- 商品・顧客・注文のデータは、Shopifyの管理画面からCSVで書き出せます。移行先の取り込み形式に合わせて項目を対応させる作業が必要です。
- 商品ページのURLが変わる場合は、旧URLから新URLへの転送(301リダイレクト)を設定しないと、検索エンジンからの流入を失います。
- 決済手段と、Shopifyのアプリで追加していた機能の代わりを先に確認しましょう。クレジットカード情報は自社で保持せず、決済代行会社の仕組みを使う構成が一般的です。
- 自前で運用すると、脆弱性への対応(本体と拡張機能の更新)も自分の仕事になります。更新の担当と頻度を決めておきましょう。
最終更新:2026/09/26。機能・ライセンス・提供条件は変わることがあるため、導入前に各ツールの公式情報をご確認ください。
Shopifyの代替についてよくある質問
回答は掲載データ(GitHubの公開情報)から自動でまとめています。
- Shopifyの代わりになるオープンソースはいくつありますか?
- 当サイトでは12件を掲載しています。GitHubでの活発さ(健全度)の高い順に、Medusa、Magento、Saleor、WooCommerceなどです。
- 日本語で使えるものはありますか?
- 画面の日本語翻訳を確認できたのはMedusa、Magento、Bagisto、PrestaShop、Sylius、Vendureなど(7件)です。残りの5件は確認できていません(日本語に対応していないとは限りません)。
- Dockerで動かせるものはありますか?
- リポジトリでDockerでの導入方法を確認できたのは、Saleor、Bagisto、PrestaShop、OpenCart、Sylius、Vendureなど(8件)です。それ以外のツールも、別の方法で導入できる場合があります。
- ライセンスに違いはありますか?
- 許容型(MIT・BSD-3-Clause)が6件、ネットワーク型コピーレフト(OSL-3.0)が1件、コピーレフト(GPL-2.0・GPL-3.0)が4件、構成要素によって異なる(OSL-3.0(コアのみ))が1件です。社内で使うだけなら多くの場合は問題になりませんが、改変して外部に提供する場合などは、各ライセンスの条件を確認してください。
- 開発は続いていますか?
- 直近90日以内に更新されているのは12件中12件です。更新が続いているかは、セキュリティの修正を受けられるかに直結します。
- 無料で使えますか?
- ソースコードは公開されていて、自分のサーバーで動かせます。ただし、サーバー代と、アップデートやバックアップなどの運用の手間がかかります。また、一部の機能を有料版だけで提供しているツールもあるため、必要な機能が無料で使えるかは公式サイトで確認してください。
2つずつ比べる
この候補の詳細
- Medusa
Shopifyの代わりに使える、ヘッドレス型のECの基盤。商品、注文、決済などの機能をAPIで提供し、お店の画面は自由に作れる。Node.js製。 - Magento
Shopifyの代わりに使える、大規模なEC向けの基盤(Magento Open Source)。商品数や店舗数が多い場合や、細かく作り込みたい場合に選ばれる。 - Saleor
GraphQL APIを持つEC基盤。大規模な商品数に対応する。 - WooCommerce
WordPress上にECを構築する。導入実績が非常に多い。 - Bagisto
Shopifyの代わりに使える、Laravel製のECの基盤。1つのお店のほか、複数の出店者が集まるマーケットプレイスも作れる。 - Spree
Shopifyの代わりに使える、長く開発が続くECの基盤。消費者向け、企業間、マーケットプレイスの販売をAPIで扱える。Ruby on Rails製。 - PrestaShop
Shopifyの代わりに使える、ヨーロッパで広く使われるECのソフト。テーマとモジュールで見た目や機能を足せる。PHP製。 - OpenCart
Shopifyの代わりに使える、PHP製のECのソフト。動作が軽く、拡張機能が多い。小さめのお店を自分のサーバーで始めるのに向く。 - Sylius
Shopifyの代わりに使える、Symfony製のECの基盤。APIを中心にした作りで、事業に合わせて大きく作り替えられる。開発者向け。 - Vendure
TypeScript製のヘッドレスEC。プラグインで拡張する。 - Shopware
Shopifyの代わりに使える、ドイツ発のECの基盤。企業間の取引(B2B)向けの機能も用意されている。Symfony製。 - EC-CUBE
Shopifyの代わりに使える、日本で開発されたECの基盤。日本の商習慣に合わせた機能を持ち、プラグインで機能を足せる。PHP製。